World Community Grid

誰かのために、何かできることはないかと考えたことはないでしょうか。
ある人はボランティア、またある人は募金をと、それぞれにできることがあると思います。
そんな気持ちを持つ人たちが、自分たちのパソコンの余った力を少しづつ集めて、白血病や小児がんの解決に強力しようとするプロジェクトがあります。
2001年から2007年まで、白血病解析プロジェクトとしてUnited Devices Cancer Research Project (通称UD)と呼ばれる分散コンピューティング技術を利用したもので、記憶に新しいものでは2001年9月18日から数週間起きた炭疽菌テロわずか24日で解決した実績があります。
当時のUDは終了してしまい、現在はBOINC (Berkeley Open Infrastructure for Network Computing)と呼ばれるSETI@homeをベースにしたプラットフォーム上でWorld Community Gridと呼ばれるプロジェクト上で複数の研究が行われています。
パソコンの余剰能力を使う前提で作られたソフトウェアなので、負荷はほとんどありません。パソコンを起動しているだけでボランティアができるのです。
詳しいインストールの方法や各プロジェクトの概要などはBOINC Team 2ch wikiを参照下さい。ちなみにTeam2chは2ちゃんねる有志の代名詞で、功績値世界ランキングで1位を達成しています。
私は2010/11/09 05:08:09(UTC)にWorld Community Gridをスタートして、主としてHelp Fight Childhood Cancer(ファイト!小児がんプロジェクト)に参加しています。

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